ひとつの意見が、演奏を変える

来年度になったら1stパトリです。さーせんです。

今日から丁度一か月後が定期演奏会、ついにこのメンバーで活動できる日も僅かになってきました。

そんなこんなで、今日も定期演奏会に向けての練習を進めています。

 

今日主に練習したのは、来年度のコンクールで演奏することになるSurgeⅥと禿山の一夜です。

どちらも現中4生以下での演奏なので、自分がパトリをすることになるのですが…。

 

今日の部活で特に時間を多くとった禿山の一夜。

原曲は主にフルートやクラリネットなどの木管楽器、トランペットやホルンなどの金管楽器、そして弦楽合奏により演奏されています。

その楽器それぞれの特徴を、ギターでどのように表現するか、それが今日の部活のメインディッシュでした。

パート内で音質をそろえたり、弾き方を工夫したり、イメージを明確に持ったり…。

まだ意識したての演奏ですが、この形で弾きこんでいければ、原曲の華麗なオーケストレーションをギターアンサンブルの魅力と合わせて引き出せるのではないでしょうか。

 

SurgeⅥは、練習時間の短さ故かまだ音ミスが多かったり暗譜しきれていなかったりといったことが多かったので、まずは限られた時間の中で弾きこんでいきました。

合わせでは各パート前に1人出て演奏を聴きながら問題点を指摘する形態をとり、いつもとは違った視点からの意見を聞くことができ、よりよい演奏に繋がっていったのではないかと思います。

 

今日の部活では、比較的後輩が意見を積極的に持ち発言できる機会をつくるという目標もありました。

中学1年生相当から高校2年生相当まで、計5学年での活動をするうえで、どうしても後輩は発言を遠慮しがち、これは致し方ないことなのかもしれません。

しかし、部員全員で曲を作り上げるとき、大切なのは1人1人の意見。

自分が積極的に演奏を作り上げることに関わって、本当の意味での「部員全員での演奏」かがしたいと切に思う今日この頃です。